「川口市のクルド人はほとんど偽装難民だ」と発言した和田政宗議員に対して、「手のひら返し」という批判が広がっています。それらの指摘に対して、和田議員は「私の主張は一貫している。デマを流すな。訴えるぞ!」と激怒しているわけですが、それに対して、多くの人たちは「お前はクルド人を準難民で受け入れろ、と言っていたじゃないか!」と再反論しています。
ここでは、本年4月18日の国会答弁(下記)に基づき、和田政宗議員の主張を100%擁護する立場に立って論理を構築してみます。そうしてみると、こういう理屈になるんだろうと思います。
① 私は、かねてより、「不法残留している外国人は強制送還すべきである」と主張してきた。
② トルコは、歴史的に「日本の友好国」である。しかし、現在のエルドアン政権はテロ組織を支援している。したがって、エルドアン大統領が政権を維持している間は、トルコに関する短期滞在のビザ免除を即刻停止すべきである。
③ その一方、テロ組織を支援し、エルドアン政権の治政に反対して、武器を持って立ち上がった人々は「正義」である。したがって、エルドアン政権が「テロリストである」と指定した人々は、真の意味では「テロリスト」でない。だから、エルドアン政権が「テロリストである」と指定したクルド人は「準難民」として、日本での在留を認めるべきである。
④ 経済状態が厳しいトルコから出稼ぎに来ているクルド人については、「不法残留している外国人は強制送還すべきである」「トルコに関する短期滞在のビザ免除は、即刻停止すべきである」という私の発言から真意をお汲み取りいただきたい。
でも、今回、日本の皇室は、トルコを訪れて、エルドアン大統領と面談しています。もしも、和田政宗議員が「真の国士」であれば、皇室外交をお膳立てしている宮内庁に対して、「テロ組織を支援しているエルドアン政権に対して、皇室外交を展開するとは何事か!この非国民が!」と激怒しなければならないはずです。そういうニュースは報じられていないようですが、ハテサテ
(自由民主党 和田政宗)トルコは非常に経済状況悪い状況ですので、トルコ国籍者で日本に入国し、残留して就労をして、お金を得ようとする人たちがいるわけであります。そして、トルコはテロ組織を支援していると米国などが明確に認めています。トルコ国内からIS等のテロリストが日本に入国する危険というのは私はあるというふうに思っておりますし、トルコ国内の経済状況などからも日本へのトルコ国籍の入国者が増えているというわけでありますので、私は、トルコからの入国者に対する短期滞在のビザ免除、即刻やめるべきだと思いますが、答弁願います。
ここでは、本年4月18日の国会答弁(下記)に基づき、和田政宗議員の主張を100%擁護する立場に立って論理を構築してみます。そうしてみると、こういう理屈になるんだろうと思います。
① 私は、かねてより、「不法残留している外国人は強制送還すべきである」と主張してきた。
② トルコは、歴史的に「日本の友好国」である。しかし、現在のエルドアン政権はテロ組織を支援している。したがって、エルドアン大統領が政権を維持している間は、トルコに関する短期滞在のビザ免除を即刻停止すべきである。
③ その一方、テロ組織を支援し、エルドアン政権の治政に反対して、武器を持って立ち上がった人々は「正義」である。したがって、エルドアン政権が「テロリストである」と指定した人々は、真の意味では「テロリスト」でない。だから、エルドアン政権が「テロリストである」と指定したクルド人は「準難民」として、日本での在留を認めるべきである。
④ 経済状態が厳しいトルコから出稼ぎに来ているクルド人については、「不法残留している外国人は強制送還すべきである」「トルコに関する短期滞在のビザ免除は、即刻停止すべきである」という私の発言から真意をお汲み取りいただきたい。
でも、今回、日本の皇室は、トルコを訪れて、エルドアン大統領と面談しています。もしも、和田政宗議員が「真の国士」であれば、皇室外交をお膳立てしている宮内庁に対して、「テロ組織を支援しているエルドアン政権に対して、皇室外交を展開するとは何事か!この非国民が!」と激怒しなければならないはずです。そういうニュースは報じられていないようですが、ハテサテ
(自由民主党 和田政宗)トルコは非常に経済状況悪い状況ですので、トルコ国籍者で日本に入国し、残留して就労をして、お金を得ようとする人たちがいるわけであります。そして、トルコはテロ組織を支援していると米国などが明確に認めています。トルコ国内からIS等のテロリストが日本に入国する危険というのは私はあるというふうに思っておりますし、トルコ国内の経済状況などからも日本へのトルコ国籍の入国者が増えているというわけでありますので、私は、トルコからの入国者に対する短期滞在のビザ免除、即刻やめるべきだと思いますが、答弁願います。
(外務省大臣官房参事官 高橋美佐子)日本とトルコの間の査証免除の取決めは、両国間の人的交流を促進し、友好親善関係の発展に寄与してまいりました。同時に、日本社会の安全、安心を守ることも重要であり、トルコとの間でテロ対策協議を行い、犯罪の防止等に向けた二国間の対話、協力を強化しております。なお、トルコに限らず、一般論として、国内におけるテロの未然防止の観点から、出入国管理等の強化にも政府として取り組んできております。こうしたことを踏まえ、トルコとの短期滞在査証免除措置の見直しが必要とまでは考えておりません。引き続き、トルコ政府当局と情報交換を重ね、緊密に連携してまいりたいと考えております。
(和田政宗)トルコは友好国であるということは、これは紛れもない事実で、私も友好議連に入っていますが、現在のエルドアン政権のやり方というのは、非常にこれ、テロ支援をしたりということが指摘されていたりだとか、危ないわけですよね。日本国民を守るということがこれ一番重要なので、これはもう、引き続き強く、短期滞在のビザ免除、これ即刻停止ということを求めていきたいというふうに思います。
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