全国外国人雇用協会【BLOG】

入国管理法に係わる諸問題を解説しつつ、外国人雇用、人手不足、企業経営、日本経済、移民問題、多文化共生、国際情勢など、幅広く『外国人』と『雇用』に関する話題を取り上げます。

タグ:裁判

l  3月8日に、108日間の拘留の後、カルロス・ゴーン前日産会長の保釈が認められたと思ったら、44日に再逮捕。これが、「自由の見返りに自白を強要する人質司法」の恐ろしさ。海外からは「人権無視」「時代錯誤」「第三世界のようだ」「前近代的」「中世のような規則」と侮蔑されており、WSJ紙は、「カルロス・ゴーンよ、気をつけろ。日本は自白させるためなら何でもする。日本では容疑者が自らの『悪い行い』を認めることでやっと自由への道のりが示される。抵抗を続ける容疑者に対しては、裁判を受けるまで1年間も拘留し続けることもある」と酷評しました。

l  日本の当局は、カルロス・ゴーン氏ほどの大物でない中小企業の経営者に対しては、従来通りの「人質司法」を苛烈に適用してきます。怪しいと決め付けたら、入管法違反を認めるまで勾留し続けるでしょう。その万が一の危機に備えて大切なことは、「警察の捜査は公正だ」という誤解を捨て、常日頃から二重三重に無罪を立証する態勢を整備し続けるということです。入管法を理解した上で、立証資料を常時作成し、厳格に保管することが肝要です。

【Timely Report】Vol.402(2019.5.10)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

BLOG記事「取り調べの罠に気を付けましょう!」も参考になります。

外国人と経済の関係に興味のある方は ➡ 外国人経済研究所 へ
移民に関する国際情勢を知りたい方は ➡ 移民総研 へ

1.       2016年春、「留学ビザ」のベトナム人ら12人を、大阪市内の12店舗で週28時間を超えて働かせたとして、「スーパー玉出」(大阪市西成区)が書類送検されましたが、裁判において会社100万円・人事部長70万円の罰金が科されました。裁判長は、「違法であることを認識した上で、その発覚を防ぐために正規のタイムカードとは別に裏タイムカードを作成して、その発覚を隠蔽するなど、その手口は悪質である」と厳しく批判しています。

2.       留学生のオーバーワークは、現場感覚で言うと、高速道路におけるスピード違反程度の感覚なのですが、裁判官は違います。「我が国の在留制度は、外国人の就労活動に対する規制をその根幹に取り込んで成立していることからすると、外国人の不法就労は我が国の出入国管理政策の根幹に反するものということができ、このような外国人による不法就労を容易にさせる不法就労助長行為は、外国人の就労活動の適正な管理を図ろうとする入国管理法の趣旨を没却するものであって、我が国の出入国管理秩序の根幹を乱す悪質な行為である」と一刀両断。十二分に気を付けるべきです。
食料品店, スーパーマーケット, 野菜, ショップ, トマト, フルーツ
【Timely Report】Vol.13(2017.8.31)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

BLOG記事
入管は不法就労を憎む!」も参考になります。

外国人と経済の関係に興味のある方は ➡ 外国人経済研究所 へ
移民に関する国際情勢を知りたい方は ➡ 移民総研 へ

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