8月の有効求人倍率は、さらに低下を示し、全体の数値は1.03倍と1.0倍に接近してきました。2.0倍を記録していたアルバイトの有効求人倍率は、1.11倍にまで大幅低下し、企業の活動が低迷していることが分かります。すでに正社員の有効求人倍率は、すでに5カ月連続で「求人<求職」の状況が続いており、求職者優位の構図は完全に崩壊しました。

失業者は、雇用調整助成金の大盤振る舞いで上昇ピッチは大きくないものの、200万人を超えてきました。昨年末との比較では60万人以上増えています。じつは、雇用調整助成金による休業者は、失業者を超える220万人。いずれ、この人数が失業者に変わってくることを考えると、ぞっとします。


【Market Report】Vol.5(2020.10.8)
より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

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