各業界の雇用の需給が、アルバイトの時給にストレートに反映されるようになってきました。明確になってきたのは、宿泊業における時給の低下です。今年4~5月から前年水準を割り込むようになっていましたが、他のアルバイトと比較しても、相対的にみるとかなりの低水準のポジションに定着しつつあります。

例えば、本来花形のはずの「ホテルフロント」は、単なる「受付」よりも時給が低くなりました。「ホテルスタッフ」は、単なる「清掃」よりも低位置です。そして、「旅館・民宿」に至っては、スーパーの「食品製造・販売」の時給水準を割り込んでいます。

 

どうも、これまでの常識が通用しない時代が来ようとしているようです。


Market Report】Vol.3(2020.8.19)
より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report


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偽造在留カードが1500枚!」も参考になります。

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コメント

 コメント一覧 (1)

    • 1. 馬場 豊
    • 2020年08月22日 13:47
    • 今仕事を探しているならば、数字で現れたこのような厳しい現実を十分理解して、仕事を探すべきだと思います。理想だけでは生活ができないことを理解して、自分の力を過信することなく就職したいものです。外国人の人も日本で生活するならば、現在の状況を理解して就職先を見つけるべきだと思います。
      現在の就職は厳しい状況がしばらく続くと思われるので、このような有意義な情報を最大限に生かして行くことがいいと思います。
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