l  610日、在大阪ベトナム総領事館の領事に対し、証明書の不正発行を求める趣旨で現金を供与したとして、不正競争防止法違反(外国公務員への贈賄)の疑いで、ベトナム人男性が逮捕されました。外国人が日本で結婚するために必要な証明書や結婚証明書などを、本来対象にならない不法残留者と短期滞在者向けに発行してもらいたいとの趣旨で、現金計14万円を供与した疑いがあると言います。同男性は、不法就労助長の罪で、懲役16月・罰金150万円の判決を言い渡されており、服役中だったといいます。

l  不正競争防止法によれば、贈賄側だけが処罰対象で、収賄側には適用されません。このため、現金を受け取った領事は罰せられないことになります。

l  昨年12月にも、同様の容疑で、ベトナム人女性が福岡市にあるベトナム総領事館の領事に15万円を渡したとして逮捕されていますから、ベトナムでは、公務員にする賄賂や公務員による偽造文書は当たり前なのかもしれません。ベトナムでは、留学や技能実習においても、偽造文書が横行していることが広く指摘されていましたが、どうも問題の根は深そうです。

【Timely Report】Vol.686(2020.7.3号)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

  BLOG記事「経済政策:ロボ酒場のレモンサワーは高い?」も参考になります。
異論・反論大歓迎ですので、是非、下記のコメント欄に、コメントをお寄せください。

外国人と経済の関係に興味のある方は ➡ 外国人経済研究所 へ http://nfeakeizai.blog.jp/
移民に関する国際情勢を知りたい方は ➡ 移民総研 へ 
http://nfeaimin.blog.jp/

コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. 郭 虹
    • 2020年06月17日 09:39
    • 外国では、真否判明できないくらい偽造技術の書類を横行しているのは、事実です。極端に言えば、持っていない必要な書類は、偽造をすればいい、と当たり前な事になりそうですねー!本物でも偽造だと疑われるほどの警戒心を持っている過言ではありません。また、不正競争防止法では、処罰対象は、外国人の賄賂者のみ、公務員の収賄者を何故、除外するのですか?極めて不公平の法律です。
    • 2. 馬場 豊
    • 2021年01月05日 12:30
    • 日本でも、身近なところでは、裏口入学にお金を使う話は聞きますが、どこの国でも、お金の力はそれなりの威力を持っているので、その力で「ずるいこと」をしようとする人は後をたたないようです。多かれ少なかれお金の絡んだこの手の話は、いつになってもどこの国でも跡を絶ちません。
    • 3. プリンス
    • 2021年01月05日 17:38
    • ベトナムだけではなく、どこの国でもあると思います。だけど国によって違います。誰でもお金が欲しいでしょうね。それから普通通りのやり方じゃないです。別に方法があります。賄賂や偽造は当たり前そうじゃない。それはどちらが多いか少ないか違うだけと思います。
    • 4. サイハン
    • 2021年01月05日 18:50
    • どこの国でもあると思います。だけど国によって違います。
コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット