l  外国人専門の中堅派遣会社が、申請において虚偽の雇用契約書を提出していた疑いがあり、名古屋入管が調査していると報じられました。「技術・人文知識・国際業務」を得るため、「本人用」と「入管提出用」の2種類の雇用契約書を作成。申請人の署名欄に、社員らが代筆していたようです。元幹部らは「不正は数年前からで百数十件あった」と証言し、「外国人をできるだけ早く入国させて囲い込み、派遣収入を増やそうとしていた」と語りました。

l  海外から大勢の外国人を招聘して派遣する手法は、利益率が高く、売上増を図ることができる魅力的なビジネスです。国会議員の口利き疑惑で名前が出たネオキャリアの得意分野でもあります。派遣先のあらゆるリスクを派遣元が背負う「外国人派遣」は人気が高く、急速な売上増を狙う有象無象の業者が参入していますから、中には怪しげな輩も少なくありません。

l  本件に係る虚偽の真偽は追及されるべきですが、問題の根源は「外国人派遣」という違法性の高いビジネスを放置し続けていること。ここに厳しいメスを入れなければ、類似の事件が再発するのを防ぐことは決してできません。

【Timely Report】Vol.677(2020.6.22号)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

  BLOG記事「入管法違反:ネオキャリアは派遣で申請したのか?」も参考になります。
異論・反論大歓迎ですので、是非、下記のコメント欄に、コメントをお寄せください。

外国人と経済の関係に興味のある方は ➡ 外国人経済研究所 へ http://nfeakeizai.blog.jp/
移民に関する国際情勢を知りたい方は ➡ 移民総研 へ 
http://nfeaimin.blog.jp/

コメント

 コメント一覧 (3)

    • 1. ぎちんか
    • 2020年05月25日 17:01
    • 利益を集中しすぎて、方向がずれてしまいかちです。
    • 2. 郭 虹
    • 2020年05月27日 22:25
    • ターゲットとしての無知な外国人は、あくまでも被害者だけです。怪しい偽造書類を作ったり、違法申請をさせたり、不法就労をさせたり、外国人廉価労働力を利用したりすることにより、ぼろ儲けの悪徳の派遣業者やブロッカーに厳しいメスを入れて欲しいですね!
    • 3. 陸冬
    • 2020年06月23日 20:27
    • 愚かな人はこのように、自分の貪欲を満たすために、害をなすことをいとわず、その結果は自分自身を束縛され、元も子も失うことになる。厳罰に処する!警告を示す
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