l  技能実習先から失踪したベトナム人を違法に働かせたとして、名古屋市の人材派遣会社の社長と、滋賀県長浜市の人材派遣会社の社長が逮捕されました。実習生5人を化学薬品会社やその工場で働かせたという疑いです。すでに実習生は、不法残留や資格外活動の疑いで逮捕・起訴されており、両社長は、「職場から失踪しているとは知らなかった」「オーバーステイだと知らなかった」などと容疑を否認しているようですが、有罪は免れ得ないでしょう。

l  この事件でもそうなのですが、「派遣労働者と派遣元の人材派遣会社は捕まるけれど、派遣先企業は許される」という奇妙な慣行が確立されているように見えるため、外国人派遣は、大企業のニーズが強く、外国人さえ集める力さえあれば、新興企業でも比較的簡単に大きな売上を稼ぐことができます。摘発された人材派遣会社も3000万円を得たとみられています。

l  今回のような法令違反を本当に「悪」だと思うなら、派遣先の人事担当者も逮捕したほうがいい。派遣先も、入管法に違反しているからです。大企業の人事担当を1人摘発すれば、こんな法令違反はあっという間になくなります。

【Timely Report】Vol.642(2020.4.28号)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

  BLOG記事「入管法違反:またまた派遣会社が摘発される!」も参考になります。
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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 李
    • 2020年07月12日 15:24
    • 人材派遣会社に法律的な管理を強化するべきです、国は技能実習生の安全問題を重視する必要があります。
    • 2. 郭 虹
    • 2020年07月30日 23:25
    • 「法律を知らない」と言っても、処罰を免れることができません。そうは言っても、何故、逮捕されたのは、犠牲者である外国人労働者と人材派遣会社の社長だけなのか?何故、実際に外国人派遣労働者を利用して儲けてきた派遣先の会社に罪を問われないのか?雇用主としては、労働者の身分を確認する義務があるでしょうと、不平等な規定・判断を理解できません。大手企業を守る為に、他者を犠牲にしてもいいと見られます。無知な外国人労働者と悪徳な人材派遣会社は、悪いですが、雇用側の大手企業だからこそ、更に責任を取って、処罰を受けるべきだと思います。
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