l  週刊文春が、「いきなり!ステーキ」の東中野店における外国人の不法就労を報じました。その外国人は、201910月下旬に「留学ビザ」が切れて退職したものの、201912月末から店舗に戻り、再び働き始めたといいます。店舗のオーナーは、不法就労であることを知りながら、年末年始の人手不足を乗り切るために、当該外国人に「働いてほしい」と打診しただけでなく、日本人アルバイトが働いたことにして、いったん日本人アルバイトの銀行口座に振り込み、その中から当該外国人の分を取り出して、現金で手渡ししていました。フランチャイザーの「ペッパーフードサービス」は、この事実を把握し、24日に当該店舗との業務委託契約を解除しました。

l  留学ビザの期限後に、難民認定申請をしながら日本に在留し、就労するという手口は、少なからず見受けられますが、明らかな不法就労に相当し、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

l  週刊文春によれば、当該外国人は、別の焼肉店で働いているようですが、就労資格を持たない外国人雇用は言い訳が効きません。絶対に避けるべきです。

【Timely Report】Vol.637(2020.4.21号)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

  BLOG記事「入管法違反:ラーメン一蘭と串カツだるまの共通点」も参考になります。
異論・反論大歓迎ですので、是非、下記のコメント欄に、コメントをお寄せください。

外国人と経済の関係に興味のある方は ➡ 外国人経済研究所 へ http://nfeakeizai.blog.jp/
移民に関する国際情勢を知りたい方は ➡ 移民総研 へ 
http://nfeaimin.blog.jp/

コメント

 コメント一覧 (3)

    • 1. ぎちんか
    • 2020年02月19日 10:09
    • 日本の人不足状況は外国人の不法就労に助長できたと思う。
      なんとかうまく解決できるといいですね。
    • 2. 馬場 豊
    • 2020年11月07日 21:26
    • このような法の目をかい潜り悪いことを考える人は、日本人としても決して例外ではなく度の国にもいるものですが、このような確信犯は、公に晒し入国管理法の恐ろしさを世に知らしめるべきです。そうすれば少しは悪いことを考える人が減るかもしれません。
    • 3. 宝 凯玲
    • 2020年11月10日 18:22
    • 4 違法な作業は絶対に許可されておらず、一度発見されると、その結果は深刻です。日本で合法的に生活する方法はたくさんあります。自分自身を向上させてみてください。違法なことをすることを考えないでください。
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