l  1212日、英総選挙で保守党が大勝利を収め、EU離脱が決定しました。英国は、ポイントに基づく「オーストラリア型」の移民制度を導入し、移民総数(特に職能の低い移民)を削減する方針です。EU市民と非EU市民を同等に扱い、大半の移民は求人がなければ、英国に移れなくなる見込みです。

l  すでに移民たちは動き始めました。在留するポーランド人90万人は、母国がUターン政策を推進していることもあって、帰国する人が着実に増えています。滞在許可の更新が不安なので、給料水準が4倍であっても帰国するケースがあるほど。建設業や観光業において、移民の労働力が欠かせなくなっている英国にとって、これからマイナス面が表面化してくることでしょう。

l  ジョンソン首相は、「英国は移民制度の管理を独自に実施する」と強調していますが、EU側は「英国が独自ルールを採用すれば、英企業によるEU市場へのアクセスは制限されることになる」と警告。紆余曲折は免れませんが、いずれ日本でも攘夷派が優勢になる可能性が否定できない以上、「他山の石」として、今後の英国に何が起こるかを注視しておくべきです。http://nfea.blog.jp/

【Timely Report】Vol.613(2020.3.17号)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

BLOG記事「技能実習:嘘っぱちの制度が悲劇を呼ぶ?」も参考になります。
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外国人と経済の関係に興味のある方は ➡ 外国人経済研究所 へ http://nfeakeizai.blog.jp/
移民に関する国際情勢を知りたい方は ➡ 移民総研 へ 
http://nfeaimin.blog.jp/

コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. ファンファン
    • 2020年01月15日 20:41
    • 5 「いずれ日本でも攘夷派が優勢になる可能性が否定できない以上、「他山の石」として、今後の英国に何が起こるかを注視しておくべきです。」いいですね。会社でも国でも人物本位ですです、仕事は人がたりないとできません、経済も人が足りないとよくなれない。いい人材を吸収するために、日本頑張ってください。
    • 2. 馬場 豊
    • 2020年01月16日 08:18
    • その国の政策として、自国民の人口の推移、就業率などによって政策的なものがあるかもしれませんが、一度、追い出してしまった者を、「やっぱり来て」と言うわけには国としても、追い出された人もいかないので、このニュースは今後の展開がとても興味深いものがあります。
    • 3. 馬場 豊
    • 2021年03月02日 12:39
    • オートメーション化、AIは進んでも、人の手を単純に減らすことはできないと思います。ましてや、人の敬遠する仕事ほど人手を必要とする場合が多いです。高度人材も必要ですが、単純作業を行ってもらえる外国人も必要です。
    • 4. プリンス
    • 2021年03月03日 10:52
    • 日本の人口は高齢者が30%-40%になる。将来的に労働者が不足になってます、その為は出来れば、外国人労働者が使う良いと思います。管理計画が準備するが必要です。
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