l  2019年2月19日、熊本県の工場で、入管法違反(資格外活動や不法残留)の疑いで、ベトナム国籍の技能実習生ら12人が逮捕されました(11人:技能実習、1人:留学)。技能実習の在留資格を持つ2人が資格外活動の許可を受けずに同工場で補助作業員として働き、報酬を受け取った容疑で、他の8人がオーバースティ、残り2人は偽造在留カードの所持疑いでした。12人は一軒家2棟に6人ずつで暮らしていましたが、同じ派遣会社から工場に派遣されたと話しており、県警は派遣元の会社からも事情を聴いているといいます。

l  またまた「製造業派遣」での摘発です。明らかな不法就労助長なので、警察に強いコネがない限り、派遣元の会社役員も入管法違反で逮捕されるはず。しかし、まだまだ氷山の一角にすぎません。この「製造業派遣」は、「偽装請負」と並んで、日本の外国人雇用に巣くっている「重病」です。しかし、警察や入管は表面化しない限り、放置のスタンス。「製造業派遣」という、あからさまで大掛かりな違反を見逃すのであれば、留学生アルバイトによる週28時間の超過くらい、お目こぼししてやればよいのに、と思います。
警察, 逮捕, 拘留, 手錠, 犯罪, 警察の使用法
【Timely Report】Vol.357(2019.2.28)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

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製造業派遣で資格外活動!!」も参考になります。

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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. 郭 虹
    • 2020年06月14日 23:13
    • 日本人が働かない製造業工場現場では、日本語不自由な外国人にとって、いい職場になるかもしれません。日本語ができないからこそ、悪徳な不法派遣業者に騙されやすいです。不法就労をさせた派遣業者と不法滞在労働者を早く逮捕して欲しいです!残念ながら、どこの国でも同じですが、強いコネがあれば、正々と法律の処罰を免れられることは、極めて憤りですね!
    • 2. 馬場 豊
    • 2020年08月06日 08:13
    • 外国人労働力の不正利用の問題は昔からいろいろな形で問題となっています。
      それはその法律の悪いところがたくさんあるからだと思います。実習生の不正利用についても、「特定技能」という改悪の方向で始まり、外国人の労働については一向に良くならず、社会に悪影響をもたらしていましたが、コロナで、「不幸中の幸い」とばかりに「特定活動」という好天の兆しが現れました、現在の状況に疑問を持っている一人でも多くの良識ある関係者の方々によってこのチャンスを活かし、「特定活動」を継続的に良い方向に伸ばして、外国人雇用を正しい方向に持っていってもらいたいと思います。
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