1.       偽造の「在留カード」が出回っています。2016年では313件が摘発されましたが、今年は7月末までで198件なので、昨年を上回りそうです。「在留カード」は、2012年7月、外国人登録証明書の代わりに導入。当初は中国人による偽造が目立っていましたが、ここ数年はベトナム人やインドネシア人の摘発も多くなっています。在留資格欄を「永住者」「日本人の配偶者等」という就労制限のない資格に書き換える手口が目立っています。

2.       本物は傾けると絵柄の色が変化します。でも、そんなことは知られていませんし、極めて精巧な「偽造カード」もあるので、警察から「カードを確認し、不審な点があったら相談してほしい」と言われても困ります。雇用主ができるのは、「法務省入国管理局在留カード等番号失効情報照会」(https://lapse-immi.moj.go.jp/ZEC/appl/e0/ZEC2/pages/FZECST011.aspx)で、カードの番号と有効期限を入力して確認する程度。ただ、意外に有効なのが、いまの「在留資格」を得た経緯や背景をヒアリングすること。「偽造カード」を買った人はうまく説明できません。怪しいと思ったら雇わないのが賢明です。

【Timely Report】Vol.24(2017.9.16)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

BLOG記事
偽造在留カードが1500枚!」も参考になります。

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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. 陸冬
    • 2020年07月10日 21:34
    • 日本に残って仕事をするために、何とかして偽の証明書を処理して、このように日本の規定に違反してはいけません。日本の法規制を守る。
    • 2. 馬場 豊
    • 2020年08月18日 19:23
    • 実際の在留カードなど見る機会は一般の人にはほぼありません。その真偽を確かめることはほぼ無理だと思います。外国人を雇用している雇用主でも在留カードをみたこともない人が多いと思います。そして一度事が起これば、紹介した人のせいに平気でしようとするでしょう。ハローワークの人たちや警察官も
      本当にわかっている人は少ないのではないのでしょうか。知らない人であれば言われるままに信用して、話をしても疑いもしないと思います。これからますます外国人の人と関わりを持つ機会が増えるはずですので、せめてトラブルに巻き込まれないように、ある程度の知識は勉強して、知っておくことが必要だと思います。
    • 3. HOAN
    • 2020年08月20日 09:07
    • 不法滞在の方、偽造在留カードを使って、バイトなどを探して、
      普通の企業が何もわからなくて採用する可能性があります。
      警察をつかまるまで、安定仕事を働けます。
    • 4. 郭 虹
    • 2020年08月20日 09:43
    • 偽造在留カードを作る違法悪徳者・偽造在留カードを持っている不法労働者は、いつか逮捕される運命を待っています。こんな生き方は、怖くないんですか?不安を持っていませんか?何故、公然に法律を犯そうとするのかと、全く理解できません。もしかして、取締りは、厳しくないの結果でしょうか。色んな偽造在留カードをチェックするアプリの使用を呼びかけでも、偽造在留カードの生産元を根本的に取り締まらないと、蔓延されて悪循環になってしまうだけです。偽造在留カードを作る悪徳者を早く逮捕して、重い処罰を課すべきだと思います。
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